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文 |「月色很美,黑夜迷人」

2025年7月25日

赏《古今和歌集》—— 第八篇

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春歌ー113

小野小町「花の色はうつりにけりないたづらにわが身世にふるながめせしまに」

(花の色はすっかりあせてしまったなあ、私自身、むなしく時を過ごし長雨をながめつつ物思いにふけっている間に。)
(在我无所事事般望着下个不停的雨沉思的时候,花的色泽早已褪去了。)

——这句和歌有很多用心的地方,「ながめ(長雨)」与「眺め(凝望)」既是双关,也是缘语,在和歌里时常出现;「世にふる」有在世间过日子的意思;另外,花色褪去,也有身为美人的小野小町老去的说法。看似哀叹花色,实则哀叹自身的老去。

春歌ー114

そせい「をしと思ふ心は糸によられなむ散る花ごとにぬきてとどめむ」

(花の散るのが惜しいと思う我が心は縒って糸にしてほしい。そうなれば散る花を一つずつ貫きとおして散りゆくのをとどめよう。)
(但愿我那惜花的心思绪似线,如此,飘落的花也能一朵一朵连起来,再也不落。)

——这首和歌在我看来意境美极了。原本落花是一朵一朵,断裂般的,可当一心如线,花落在这根心线上,有了共同的连结,断裂也停止了。

恋歌ー692

よみ人知らず「月夜よし夜よしと人につげやらば来てふに似たり待たずしもあらず」

(「月も美しい……、夜もすばらしい……」とあの方に告げにやったならば、まさしく「おいでください」と言っているのと同じですよ。でも、じっさい待っていないわけではないですが。)
(若是跟那个人说「月色很美,黑夜迷人」,就跟那个人说「你过来吧」是一样的。不过,那个人也不是没有在等我。)

——一种心心相印的甜蜜溢出纸面。

恋歌ー712

よみ人知らず「いつはりのなき世なりせばいかばかり人の言の葉うれしからまし」

(もし偽りというものがまったくない世の中であったならば、あの方のお言葉がどんなにうれしいことでしょうに。)
(若是活在完全没有谎言的世界里,那个人说的话该是多么令人高兴啊。)

恋歌ー737

近院右大臣「今はとて返すことのはひろひおきておのがものから形見とや見む」

(今はお別れと言って返して来る手紙を拾っておいて、もともとは我がものながら、あなたの形見として大切にしましょう。)
(你跟我说再见的信,如今我捡起来放好,原本它就是我的东西,往后就把它当作是你的纪念,好好珍惜。)

——自然而然的流露也很动人。


注:文章里的和歌与日文译文皆出自「《古今和歌集》片桐洋一 訳・註」。