村上春树-《村上さんのところ》

翻译|「《村上さんのところ》- 读书量」

2017年3月23日

読書量が少ないのでは、と焦る高校生より

来自因为读书少而焦虑的高中生

注:(来源亚马逊)

(美国)罗斯•麦克唐纳(Ross Macdonald,1915-1983)

罗斯•麦克唐纳,本名肯尼斯•米勒,生于美国加州,是著名的高学历作家,拥有文学博士头衔。他曾服役于美国海军情报局,退役后在母校密歇根大学执教。二十三岁时,麦克唐纳与著名的侦探小说家玛格丽特•米勒结为夫妇。受妻子影响,他开始涉足犯罪小说的创作。前四部作品均以本名发表,第五部长篇小说《移动飞靶》发表时,取笔名为罗斯•麦克唐纳。

约翰·斯坦贝克(John Steinbeck,1902-1968)20世纪美国最伟大的作家之一,1962年诺贝尔文学奖得主。代表作有《愤怒的葡萄》(TheGrapesofWrath)、《伊甸园东》(EastofEden)等。

斯坦贝克之所以深受美国人民欢迎,主要是因为他描写的人物正是最基层的社会大众。他刻画出他们面对困境时所展现出的人性光辉:善良,同情,以及为生存而奋斗的勇气。

《人鼠之间》是美国中学十部必读经典之一。可谓一部真正的文学经典。

埃里希·凯斯特纳(Erich Kastner,1899年~1974年)

德国20世纪最著名的儿童文学作家,曾获博士学位,当过教师和编辑,写过诗和小说,但以儿童文学著称于世,被称为二战后的德国儿童文学之父。法西斯在德国统治期间,他的书被焚烧和禁售,二战结束后,他重新开始写作。1957年,凯斯特纳获得了德国最重要的文学奖——毕希纳奖。1960年,他被授予安徒生奖,这是授予儿童文学作家的最高国际奖项。他的很多作品被搬上舞台和银幕。1974年7月29日,埃里希·凯斯特纳在慕尼黑去世。由于凯斯特纳对儿童文学的卓越贡献,德国设立了专门的凯斯特纳博物馆。

質問:

村上さんの小説が大好きな高校生です。朝日新聞社から出ている村上さんへの質問メールの本でいつも笑わせてもらっていたので、こうして本当に質問ができると思うと緊張します。ちゃんと一晩寝かせて送信したいと思います。

質問というのは読書の量についてです。

家にあった「パン屋再襲撃」が僕にとって最初の小説でした。そこから村上さんの小説やエッセイを読み漁り、母の本棚からォネガツトやロス・マクドナルドを少しずつ盗み出して(母も村上さんおファンです)今では自分の本棚にも沢山の本があります。村上さんの作品の他にはスタインベックやケストナー、坂口安吾の小説が大好きです。

読書をしていくにつれ、出版社に勤め編集者としてよい本が世に出る手助けをしてと思うようになりました。今はそのための学校での勉強やより多くの本を読むことに夢中です。

しかし最近、自分の読書量について焦ることが増えてきました。周りのめんなよりは沢山の本を読んでいる自信はあります。でも出版社で働く、一冊の本を作るのに携わるにはもっとたくさん本を読まないといけないのではないかと思うのです。「カラマーゾフの兄弟」も「戦争と平和」も楽しく読めたけれど、村上さんが僕ぐらいの歳の頃には世界文学全集なんかもうとっくに読み終わえて洋書まだ読んでいたんだと考えると不安になり、そんな気持ちでは楽しめないとわかっていつつも焦って新しい本に手を出してしまいます。

村上さんは小説を書くことと読書量にはどのぐらい関係があると思いますか?

また、編集者にはどのくらいの読書体験を求めますか?

我是非常喜欢村上先生的作品的高中生。因为朝日新闻社出版的向村上先生提问的邮件书总是让我笑,所以想到能真正地提问就紧张。想让它好好地放一个晚上才送出去的。

问题是有关于读书的量。

家里有的《再袭面包店》对我来说是最初的小说。从那开始读了很多村上先生的小说和随笔,从母亲的书架上一点点偷来罗斯•麦克唐纳(母亲也是村上先生的粉丝)到至今为止自己的书架上也有很多书。除村上先生的作品以外喜欢斯坦贝克,凯斯特纳、坂口安吾的小说。

随着读书,就变得想在出版社里作为编辑工作帮助出版好的书。现在为了这个专心于在学校学习和读更多的书。

但是最近,关于自己读书量的焦虑在增加。比起周围的所有人我读更多的书这种自信是有的。但是在出版社工作,想着要参与到一本书的制作里面,必须读更多的书才行。虽然《卡拉马佐夫兄弟》也好《战争与和平》也好都是快乐地阅读,但是考虑到村上先生在我差不多年纪的时候把世界文学全集读完之余还读外文书,自己就变得不安起来,明知道这种心情不能让自己快乐的同时仍然焦虑地去读新书。

村上先生认为写小说与读书量有怎样的关系呢?

还有,编辑需要多少的读书体验呢?

回答:

まだ16歳なんだから、これからいくらでも本読めます。今からそんなに焦ることはないと思いますよ。それに読書というのは、たくさん読んだか偉いというものではありません。読んだ本がどれくらい自分の「血肉」になっているかというのが、むしろ大事なんです。たとえば、本の中に出してきた風景がどれくらい自分の中に残っているか?僕の中には本で読んだ風景がたくさん残っています。たとえばヘミングウェイの「二つの心臓の大きな川」でニックが鱼钓りをする風景。チャンドラーの「ロング・グッドバイ」でマーロウが自宅の玄関まで長い階段を上っていくシーン。そんな風景が、僕の内部にある無数の引き出しの中にしまい込まれています。読んだ本の数よりは、あるいは薀蓄みたいなものよりは、そういう心にかたちとしてしっかり残るものが、あとになって本当に役に立ちます。

ケストナーといえば、このあいだドレスデンでケストナー博物館に行ってきました。なかなか素敵なところだったですよ。ケストナーの家はわりに貧乏だったんだけど、近所にいる叔父さんの家が、いまでは博物館になっています。ケストナーの本って、どれも出だしの文章がいいですよね。

还只是16岁而已,以后要读多少书能读多少。我觉得从现在开始没必要焦虑。还有读书的话,读了很多并不是一件伟大的事情。读过的书有多少化为自己的「血肉」,才是最重要的。譬如,书中出现的风景有多少留存在自己的内心?在我的内心残留着很多读过的书的风景。例如海明威的《两个心脏的大川》里尼克钓鱼的风景。钱德勒的《漫长的告别》里马洛走上长长的楼梯直到自家门口的画面。这种风景,填满了我内心存在的无数的抽屉。比起读过的书的数量,或者说比起广博的知识,更重要的是在心里作为形式扎实地残留的东西,才会在以后真正地起到作用。

提起凯斯特纳,前段时间去了德累斯顿凯斯特纳博物馆。相当漂亮的地方。虽然凯斯特纳的家意外地贫乏,不过邻近的叔父的家,现在变成了博物馆。凯斯特纳的书,不论哪一本开头的文章都是挺好的。