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文 |「《源氏物语》—— 早蕨(48)」

2023年10月21日


对比着看这一帖的开头,会发现谷崎润一郎的译本更为详尽,读起来流丽优美。写的是小公主思念姐姐和感怀人世的心境,尽管是忧伤的,可读着感到的是文字独有的忧伤的美。

「おりおりの移り変わりにつれて、花の色をも鳥の啼く音をも、同じ心で朝夕に賞でながら、ちょっとした歌のようなものでも、あるいは上の句を、あるいは下の句をと詠み交わし、心細い世の中の憂さ辛さをも互いに語り合ったからこそ、慰むすべもありましたのに、今は面白いことも悲しいことも合って貰える人がないまま、何事も鬱々として、ひとり憂いに鎖されて、父宮がお亡くなりなされた時の悲しさよりも、今度の方が恋しさもやるせなさも少し勝っていますので、どうしたいいであろうかと、夜の明けるのも日の暮れるのも知らず思い惑い給うのですが、この世に生きています間は定命というものがありますので、死ぬわけにも行かない情けなさ。」

想要记住它。

*

又是新年了,山庄只剩小公主一个人,悲伤落泪。每逢春天,寺里的僧都会摘了新鲜的早蕨送到山庄,这一个春天也不例外。装着蕨和土笔的篮子,仿佛初穗的象征。

熏君时时来信,听着信使说到熏君几乎每日都以泪洗脸,小公主也不由得感慨他对姐姐的用情至深。

郁郁寡欢又无以诉说心中苦闷的熏君,某日,来到二条院见匂宮。庭院的红梅开得正好。熏君折了一支,递给匂宮。闻着红梅,匂宮也不忘借机试探熏君的心思。

匂宮「折る人の心にかよふ花なれやいろには出でずしたに匂へる」

「この紅梅は、これを折って来られたあなたの心に通った花というのでしょうか、外には十分に咲き出さないで内に匂いを包んでいますのは(这枝红梅和你的心是相似的吧,看起来没有绽放十分,内里却包裹着清香)」(意指你对小公主的心思都藏在心底,只是表面上装着没事而已)

熏君「見る人にかごとよせける花の枝をこころしてこそ折るべかりけれ」

「あなたがこの花の枝についてそんないいがかりをおっしゃいますなら、私もそのつもりで折ればようございました(你若是对着这枝红梅找茬,就当我是为了这个送给你的)」

熏君在匂宮面前讲了自己与大公主之间的感情始末,也提到了小公主于他便是生命的纪念之类的话,无论如何都会为她好的。几乎什么都讲了,唯独没有讲自己也曾与小公主度过一夜的事。一向疑心重的匂宮自然会怀疑熏君是否对小公主有恋爱般的情感,可他也无从探究了。

时不时,熏君也会感到后悔。后悔自己为什么没有答应大公主,如今眼睁睁地看着小公主要跟着匂宮到二条院了。

到二条院的时间定在二月初。离开的前一日,熏君到山庄见小公主。听着小公主说话,熏君仿佛听到了大公主说话一般,心里更是难受不已。眼前这个人,仿佛早已忘却了那一晚的事。她这般明艳,这般动人。

山庄的一切于小公主而言都是熟悉的,让人心心念念的。她依依不舍。风一吹,梅花的香气,熏君的香气,连橘也成了怀念旧人的端绪。把庭院的梅花留存心底吧,往后,不论是消磨时光,还是宽慰心情,都可以时时回味它,赏美它。

小公主「見る人もあらしにまよふ山里にむかしおぼゆる花の香ぞする」

「私が都へ行ったら見る人もあるまいと思い迷っている山里に、亡き姉君を思い出させるように紅梅の匂いがする(想到自己到了新地方连见的人都没有,心里乱乱没有底,红梅的幽香让我想起姐姐了)」

熏君「袖ふれし梅はかはらぬ匂ひにて根ごめうつろふ宿やことなる」

「私がかつてちょっと袂を触れたことのあるこの紅梅は、昔に変わらぬ匂いのする梅ですけれども、それが根ぐるみ移されて運ばれて行く先は、私の宿とは違うのですね(从前我不经意碰过的这支红梅,如今还是一样散发着香气,然而,它要被送往的地方,却不是我的家)(红梅意指小公主)

熏君流着泪。他宽慰小公主道,往后两个人还能这样时时见面,时时说话的。

*

故事总是要继续的,就如人生,只要没有消亡,还是一日一日地往前走。终于,小公主离开山庄到了二条院,过着女主人一般的生活。熏君看着小公主倍受宠爱,自然也是安心的,然而,他内心愈发强烈的对大公主的难忘之情早已不知不觉地转移到小公主身上。抑或说双份的感情压迫着他。

有时,他理智得看透世间的无常,了然自己得不到幸福这个事实;有时,他后悔得不知所向,想要用尽全力再爱一个人。